入札参加資格申請とは、申請の流れや必要書類等について解説

鹿野行政書士

入札参加資格申請って公共工事等の入札に参加するのに必要なんですよね?

尾西行政書士

そうです、公共工事の業者の選定は、原則競争入札にて決められることになります

鹿野行政書士

では、入札参加資格申請について、詳しく教えてもらえますか?尾西先生

尾西行政書士

はい、今回は入札参加資格申請について、基本的な事項をなるべくわかりやすく解説します

目次

入札参加資格申請とは

国や都道府県、市町村などが建設工事の発注や物品発注等を行う際に、どの業者を選定するかは「競争入札」にて決めています。入札参加資格申請とはその競争入札に参加するための資格申請の手続きのことです。

<入札参加資格申請とは>
国や都道府県、市町村等の競争入札に参加するための申請

※「業者登録」や「指名願い」と呼ばれることもある

鹿野行政書士

国や都道府県、市町村等で受付しているんですね

尾西行政書士

申請では申請者が契約対象者としてふさわしいかどうかを審査されるということになります

入札参加資格申請の区分

入札参加資格には区分があり、大まかに分けると四つの分類されます。

1.建設工事の請負… 建築工事、舗装工事、内装工事、解体工事など
2.物品の販売、製造… 事務用品、機械、精密機器、金属製品など
3.役務(業務委託など)… 人材派遣、清掃、広告、施設管理など
4.建設コンサルタント… 設計、測量、工事監督など

鹿野行政書士

工事だけでなく、物品の販売や役務などもあるんですね

尾西行政書士

入札参加資格は区分がわかれているので、注意しましょう

入札参加資格申請の流れ

入札参加資格申請の流れは大まかには、以下の様になります。

STEP
申請の条件や申請期間等の確認

入札参加資格申請を希望する発注機関(国や都道府県、市町村等)のホームページなどで、申請の条件や方法、申請の期間などを事前に確認します。

STEP
申請書類作成

申請の条件などが確認できれば、申請書類を作成していきます。(電子申告の場合もあり)

STEP
発注機関での審査

申請が完了すれば、発注機関による審査が行われます。(審査が完了して入札資格の承認がされるまでは、申請から1週間~1ヶ月程度)

STEP
入札参加資格申請の承認

申請が承認されれば、入札参加資格者名簿に登録され、申請は完了となります。

鹿野行政書士

最初のステップは、発注機関の申請の条件や申請期間を確認することなんですね

尾西行政書士

「〇〇市 入札参加資格申請」や「××県 入札参加資格申請」などで検索すると該当のページがでできます

工事の入札参加資格申請のランクとは

工事の入札参加資格のランクとは、建設業者の事業の規模・能力に応じた工事を受注させる制度のことです。ランクが高い方が元請額の高い工事を受注しやすくなります。

大阪府の建設工事のランク

ただし、ランクごとに入札参加できる範囲は決まっているので、例えばランクAに格付けされた場合はランクBやランクCの工事には参加できないことになります。ランクが高いほど良いというわけではないので気をつけましょう。

ランクは主に経営事項審査申請のP点によって決定しますので、希望のランクがある場合は、P点が何点以上必要になるかを確認しておきましょう。

※発注機関によっては、ランクが設定されていない場合もあります

鹿野行政書士

ランクによって発注工事の規模が変わってくるんですね

尾西行政書士

その通りです

入札参加資格申請の申請先について

入札参加資格申請を受付している発注機関は様々です。

<入札参加資格申請の申請先について>
各都道府県
各市町村

総務省
国土交通省
内閣府
海上保安庁
経済産業省 など

鹿野行政書士

総務省や内閣府などでも入札参加資格申請を受付しているんですね

尾西行政書士

受付先は多岐にわたりますので、どの発注機関に

入札参加資格申請の必要書類とは

入札参加申請を行う際には、様々な必要書類や添付書類が必要になります。申請先によって必要な書類は異なりますが、必要書類の例をいくつか記載します。

<入札参加資格申請の必要書類の例>
・経営事項審査結果総合評定値
・履歴事項全部証明書
・納税証明書
・許可通知書
・住民票
・印鑑証明書
・財務諸表 など

 ※申請先によって異なります

鹿野行政書士

申請先によっては、いろんなものが必要になるんですね

尾西行政書士

必要な書類は申請先によって異なりますので、注意しましょう

まとめ

<まとめ>
・入札参加資格申請とは、国や都道府県、市町村等の競争入札に参加するための申請。
・入札参加資格には区分があり、大まかに分けると、「建設工事の請負」「物品の販売、製造」「役務(業務委託など)」「建設コンサルタント」に分別される。
・入札参加資格申請の流れとしては、「申請の条件や申請期間等の確認→申請書類作成→発注機関での審査→入札参加資格申請の承認」の流れになる。
・工事の入札参加資格のランクとは、建設業者の事業の規模・能力に応じた工事を受注させる制度のこと。ランクが高い方が元請額の高い工事を受注しやすくなる。
・入札参加資格申請を受付している発注機関は国や都道府県、市町村など様々。
・入札参加申請を行う際には、様々な必要書類や添付書類が必要になる

尾西行政書士

当事務所では建設業許可の代行申請を行っています

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この記事を書いた人

平成28年開業。
大阪市中央区の行政書士事務所です。
建設業許可等の申請代行を中心に取り扱っております。

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