「自分の中に毒を持て」の個人的読書感想文

「やりたい事、好きな事を仕事にしなさい」と言われることがある。

昔、自分がやりたいことは好きなことは何なのか、真剣に悩んだ時期がある。転職に関する本を読んだり、職業一覧辞典みたいなものまで読んだりした。

でもどれだけ考えても、自分のやりたい事、好きな事はわからなかった。

どうしてわからなかったのか。

きっと頭の中だけでずっと考えていたからだったと思う。

やりたいこと、好きなことは行動した結果、体験の中から生まれる。

僕はアイスではバニラが好きだけど、それはチョコやストロベリー、ミントなど他のアイスも食べたうえで比較してその中でバニラが好きだとわかるわけで。

そのときの自分は仕事としては接客業しかやったことがなかった。接客業以外の仕事を知らない人間が自分がどんな仕事が好きか、どんな仕事に向いているかなんて頭でどれだけ考えてもわかるわけがなかった。

自分のやりたいことを見つけたいのなら、いろんなことに挑戦して実際に体験をし、どんどん行動していかないといけない。当時の自分にはそれがわからなかった。

やりたいことが分からないなら、せめて生き方で仕事を選ぼうと思った。

自分は組織に囚われずに自由に生きたい。だから自営業を選んだ。自営業だって完全に自由ではないけど、煩わしい人間関係は少ないし仕事のやり方や、こなす量などは自分で多少コントロールはできる。

ある程度自由気ままに生きられたらいい。そう思った。

でも「自分の中に毒を持て」を読んだとき自分が本当にやりたいこと、情熱をもってやれることをもう一度探してみたいと思えた。

些細なことでもいいから何でも積極的にやってみて、おもしろいと思えたら続けてみる。違うと思ったらやめてまた別のことをやればいい。

岡本太郎は語る。
「食えなきゃくえなくてもいいと覚悟すればいいんだ。それが第一歩だ。結果がまずくなろうが、うまくなろうがが構わない。」

「まずくなったほうが面白いんだと考えて、自分の運命を賭けていけば、命がパッとひらくじゃないか。」

「ほんとうに生きるということは崖から自分を突き落とし自分自身と闘って運命をきりひらいていくことなんだ。」

「周りの目も自分の目も気にしなくていい。つまらないものでも自分が情熱をかけて打ち込めばそれが生きがいだ」

「他人からバカバカしいと思われるものでも無条件でやりたくなるもの、情熱をかたむけられるものが見出せれば目が輝いてくる。」

「自分自身の生きるスジは誰にも渡してはならないんだ。」

やりたいことをやって自分自身に嘘をつかず、自分の心に従って生きていれば人生は成功だ。

成功とは何かを達成した先にあるものではなく、今現在の心の在り方次第で決まるのだと。

経済に対する不安、世間の目、社会的な地位を得ること。僕らは知らずのうちに身についた常識というフィルターを通して現実を見ている。

そのフィルターが自分の本当にやりたいことに蓋をしてしまうことがある。

もしかしたら、自分もどこかで他人の目や自分の目を気にして蓋をしてしまった「やりたいこと」がどこかにあったのかも。

そんな自分をこの本は蹴飛ばしてくれる。

「思うまま、やりたいように生きろ」

そんなふうに励ましてくれている気がする。

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この記事を書いた人

平成28年開業。
大阪市中央区の行政書士事務所です。
建設業許可等の申請代行を中心に取り扱っております。

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